塾講師に資格は必要?教員免許は?未経験でもあると有利なスキルや経験まで全解説

こんにちは!全国に学習塾の創研学院個人別指導塾ブレーン受験予備校KLCセミナーを展開する、株式会社ヒューマン・ブレーン広報担当です。

「塾講師の仕事って、教員免許がないとできないのでは…?」
そんな不安をお持ちの方も多いかもしれません。実は、「学習塾の講師には、必ずしも資格が必要というわけではありません。この章では、未経験からスタートした方がどのように講師として活躍しているのか、その理由と秘訣をご紹介します。

塾講師に資格は必要?未経験からでも目指せる理由と、活躍の秘訣

塾講師に教員免許は必要?

結論から言うと、塾講師として働くのに教員免許は必要ありません
学校とは違い、学習塾は民間の教育サービス。生徒に学びを提供するための「教える力」や「コミュニケーション力」があれば、教員免許がなくても十分に活躍できます。

実際、当社では教員免許を持たずに入社し、研修や日々の指導を通じて成長してきた講師も多く活躍しています。もちろん、前職で塾講師の経験がある方や、コミュニケーション力・管理力に長けた方は、より早く活躍の場を広げています。指導経験がなくても、育成の仕組みが整っている環境であれば、無理なくスタートできますよ。

持っていると有利になる資格はある?

資格が必須ではないとはいえ、持っていると採用や指導において有利に働くこともあります。たとえば以下のような資格です。

持っていると有利な資格

■ 教員免許
学校教育についての理解があると、より幅広い学年や教科に対応しやすくなります。

■ 英検・TOEICなどの英語系資格
英語指導では、英検準1級以上やTOEICの高スコアを取得していると、保護者からの信頼度もアップ。面接時のアピールにもつながります。

数学検定・漢字検定などの科目系検定
「得意科目を証明する」手段として役立ちます。特に中高生向けの受験指導では説得力があります。

以上のような資格を持っていることで有利に働くこともありますが、資格の有無が採用や活躍の決め手になるわけではありません。資格よりも、子どもたちに寄り添う気持ちや、わかりやすく伝える力の方が重視されるのが、塾の現場です。

資格がなくても活躍できる!実際の講師の声

当社では、資格がない状態からスタートし、今や現場で高い評価を受けている講師として活躍している方がたくさんいます。いくつか実例をご紹介します。

◇ 元営業職の20代男性 ― 教育未経験から、生徒に寄り添う理系講師へ

社会人経験を経て「人の成長に関わる仕事がしたい」と一念発起。持ち前のコミュニケーション力で生徒との距離を縮め、今では「質問しやすい先生」として理数系科目の指導に力を発揮しています。

◇ 子育てを経て教育の現場へ飛び込んだ30代女性 ― 学習サポート経験を活かして

家庭での学習支援や接客経験を活かし、未経験ながらも小学生の心をつかむ授業を展開。優しく丁寧な指導で、保護者からの信頼も厚い、安心感のある存在となっています。

◇ 経験豊富な40代男性 ― 実績を土台に、若手育成にも尽力するベテラン講師

これまでの講師経験をもとに、進学指導や保護者対応も的確にこなす頼れる存在。ICTを活用した授業にも積極的で、若手講師の相談にも親身に応じるリーダー的役割を担っています。

塾講師に資格は不要。でも、学ぶ意欲は大歓迎!

資格はなくても構いません。塾講師として本当に大切なのは、資格よりも「生徒の力になりたい」という想いと、日々学び続ける姿勢です。
むしろ未経験だからこそ、柔軟に吸収し成長していける力があると、私たちは考えています。

当社でも、前職が営業職・飲食業・主婦など、まったく異なる業種から転職してきた講師がたくさん活躍しています。彼らに共通するのは、「子どもたちのために学び続ける」という姿勢です。

必要な“経験”とは何か?

「塾講師って、教えた経験がないと難しい?」「経験がないと採用されない?」「やっぱり、教育系の経験がある人のほうが有利…?」そんな疑問や不安をお持ちの方に向けて、今回は「塾講師に必要な“経験”とは何か?」をテーマにお話しします。1つ前の章でもお伝えしたように、当社では未経験からスタートした方がたくさんいます。もちろん、経験があると有利になるケースもありますが、経験がないからといって諦める必要は一切ありません!!


指導経験があると有利なケース(家庭教師・TA・教育実習 など)

塾講師の仕事において、「人に教えたことがある」経験は即戦力につながることが多いです。とくに以下のような経験は、塾の現場でもそのまま活かせるケースが多く、採用時にも高く評価されます。

■ 家庭教師の経験
家庭教師は、生徒の理解度に合わせて教え方を柔軟に変える必要があるため、「相手目線で教える力」が自然と身についています。
また、保護者とのやり取りを通して、「成果の見せ方」や「信頼関係の築き方」なども経験している場合が多く、塾講師としても頼りにされる存在になりやすいです。

■ TA(ティーチングアシスタント)の経験
大学でのTA業務では、講義の補助や課題の指導を通じて、多人数に向けて説明するスキルや、学生からの質問に応じる応対力が培われます。
塾の集団指導などでも役立つスキルであり、「話し方」「板書の工夫」など授業設計の基礎力も備えていると判断されます。

■ 教育実習の経験
教職課程での教育実習を経験している方は、実際の学校現場での「教壇経験」を持っています。授業の組み立て方や時間配分、学習の流れの設計など、実務に近い経験をしている点が強みです。
さらに、学級経営の一部を経験していることから、「集団の中で生徒を見る力」や「信頼を築く接し方」なども評価されます。

指導経験がある人が、さらに意識しておきたいこと

経験があること自体は強みですが、採用の現場では「どのような経験だったか」を具体的に伝えられると、より信頼感が高まります。たとえば、
・どんな生徒を担当したか(学年、教科、苦手なポイント など)
・工夫したこと、成果につながったこと
・指導を通して学んだこと・大切にしていた姿勢
こうした点をエピソードとして語れると、「この人は現場をよく理解している」と判断され、スムーズな採用や配属につながる可能性が高まります。

未経験でも塾講師として活躍できる理由

■何より大切なのは、「人」に誠実に向き合う姿勢だから
塾講師に求められるのは、単に授業が上手であることではなく、生徒一人ひとりに誠実に向き合い、信頼関係を築く力です。生徒の話をしっかり聞き、小さな変化に気づく、そしてやる気を引き出す――そうした日々の丁寧なコミュニケーションが、生徒や保護者との信頼関係を育みます。
これらの力は、特別な資格や経験がなくても、誠実に生徒と向き合おうとする姿勢があれば自然と培われていくものです。

■「モチベーター」としてやる気を引き出す力も、塾講師の大切な役割
学力を伸ばすには、生徒が「自分もできるかも」と思えるように背中を押す力が欠かせません。
勉強を楽しいと感じさせる声かけや、目標に向かって前向きに励ます言葉——こうしたモチベーターとしての役割も、学力を伸ばすうえで重要です。

こうした力は、塾講師としての経験がなくても、これまでの社会経験の中で培われていることも少なくありません。たとえば、営業職での信頼関係構築力、接客業での相手の気持ちをくみ取る力、保育・教育関連のアルバイトでの子どもとの接し方などは、まさに講師として活きるスキルです。未経験だからこそ持っている強みも、教育現場では大きな力になります。

■指導方法は入社後に身につけられるから
塾によって指導スタイルや教え方はさまざまで、むしろ“白紙”の状態から学ぶことで、より早く吸収できることもあります。そのため、未経験からでも講師としてスタートし、活躍している方が多くいます。

とはいえ、「誰にでもできる仕事」というわけではありません。生徒の学びを支えるには、正しい指導の土台と、それを身につけるための研修体制が欠かせません。当社では、授業の準備方法から教室での立ち振る舞い、生徒との関わり方まで、先輩講師が丁寧に指導し、段階的に力を伸ばせる環境を整えています。

■自分自身の受験経験が活かせるから
「自分もかつて、勉強で悩んでいた」「こんな工夫で苦手を克服した」
そんなリアルな経験こそ、生徒の心に響くアドバイスになります。指導経験がなくても、目標に向かって真剣に学んだ経験は、講師として大きな強みです。生徒に寄り添いながら、同じ目線で背中を押せる存在になれます。

当社ヒューマン・ブレーングループでは、講師が授業に専念できるよう本社と校舎が密に連携し、業務負担の軽減に努めています。新人研修から校長研修まで、キャリアアップに合わせた研修制度も充実しており、講師の皆さんが安心して成長していける環境を整えています。

塾講師の仕事に興味をお持ちの方は、ぜひ当社の採用ページ正社員応募フォームをご覧ください。
必要なのは、教員免許や特別な資格ではなく、生徒一人ひとりと誠実に向き合い、信頼関係を築く姿勢です。
あなたの「やってみたい」という気持ちが、子どもたちの未来を支える力になります。まずは「やってみたい」の気持ちを、かたちにしてみませんか?


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