塾講師の正社員と非常勤講師、何が違う?社員として働くメリットとキャリアの広がりについて

 「生徒の成績が上がったとき」「保護者から感謝の言葉をいただいたとき」そんな時に感じた「もっとこの仕事に本気で向き合ってみたい!!

 当社では、学生時代に学習塾で非常勤講師として経験のある方が、正社員として新たな一歩を踏み出すケースも数多くあります。この記事では、正社員ならではの働き方、実際に非常勤講師から正社員になった先輩たちの声をご紹介します。

非常勤講師経験を土台として広がる、正社員の仕事

学習塾での非常勤講師経験は、正社員として働く際にも大きな力となります。

授業の進め方や生徒への声かけ、保護者とのやり取りなど、現場での経験があるからこそ、入社後の仕事にも自然と活かせる場面が多くあります。非常勤講師時代の経験を強みに、新たなステージへと踏み出せます。その経験は正社員として生徒の成長を長期的に支える上で、確かな土台となります。正社員として働くということは、単に雇用形態や給与が変わるだけではありません。仕事の内容や責任の範囲も、非常勤講師時代とは大きく変わってきます。

ここでは、 “正社員ならでは” の仕事内容について、4つの観点からご紹介します。

① 生徒の学習計画をトータルにサポート

正社員の大きな役割は、生徒一人ひとりに合わせた学習計画を立案し、継続的にサポートしていくことです。

非常勤講師の場合、授業準備や指導が中心となりますが、正社員は生徒の目標や得意・苦手を把握し、成績を伸ばすために最適なプランを考えます。例えば定期テスト前には重点的に取り組む単元を決めたり、志望校に合わせた学習スケジュールを作成したりと、より長期的な視点でのサポートが求められます。

こうした計画づくりを通じて、生徒が自分の努力で結果を出す喜びの瞬間に立ち会えるのは、正社員ならではのやりがいです。

②保護者と向き合う、進路のプロとしての信頼関係づくり

学習塾に通う生徒の成長を支えるためには、家庭との連携が欠かせません。

正社員は、定期的な面談を通じて保護者に学習の進捗や課題を報告し、家庭での学習習慣づくりに役立つアドバイスも行います。こうした場は「塾に任せてよかった」と安心感を持っていただく大切な機会でもあります。単に情報を伝えるだけでなく、 “お子さまの将来を一緒に考えるパートナー” として信頼関係を築いていくのが正社員の役割です。

生徒や保護者との関係が深まるほど、目標達成を共に喜べる瞬間も多くなり、非常勤講師では味わえない仕事の充実感へとつながります。

③校舎運営や非常勤講師の育成

正社員は授業や生徒対応だけでなく、校舎全体の運営にも関わります。

講師ミーティングを仕切り、後輩の授業を見てフィードバックする。
定期テストの結果を分析し、どの学年で補習を厚くするべきかを即座に判断する。
保護者面談では一人ひとりの進路を一緒に考え、信頼を積み重ねていく。
また、校舎の強みをどう打ち出すかを考え、地域の中で存在感を高めるためのPRやイベント企画も担当します。

数字の改善だけでなく、「この子を伸ばすために、今なにができるか」を現場で考え抜く――それが校長の大切な仕事です。

当社ヒューマン・ブレーンの研修風景

多岐にわたる業務を通して “校舎の運営者” としての視点を養うことができます。
もちろん、こうした数値管理や改善は一人で行うものではありません。当社ヒューマン・ブレーンでは、本社からは定期的にデータ提供や分析サポートがあり、現場と連携しながら課題解決に取り組める体制が整っています。こうした体制により安心して現場運営に向き合いながら働くことができます。

また、非常勤講師の育成や授業方法のアドバイスも大切な役割のひとつです。後輩講師の成長を支えることで、校舎全体の指導力向上にもつながります。生徒・保護者だけでなく、非常勤講師と協力しながらチームで成果を出す経験は、正社員だからこそ得られる大きなやりがいです。

キャリアを広げる研修と挑戦

正社員として働くと、非常勤講師では経験できない研修やキャリアの広がりがあります。

指導力を磨く研修に加え、管理職向けのマネジメント研修やキャリアアップ研修など、教育者としても社会人としても成長できる制度が整っています。経験を積むことで、校舎の校長として運営を任されるチャンスや、キャリアパスも広がります。

”教える” だけにとどまらず、自らのキャリアを築き、教育現場をより良くしていけるのが正社員の魅力です。自分自身の成長を実感しながら、生徒や仲間と一緒に未来をつくっていくことができます。

「教えることが好き」その気持ちが、正社員への第一歩。

こうして見ると、正社員の仕事は非常勤講師よりも幅広く、責任も大きく感じられるかもしれません。

しかし、それ以上に得られるものは計り知れません。非常勤講師でも正社員でも根底にあるものは変わらず、「生徒にわかりやすく教えること」への情熱、そして「生徒の成長を自分の喜びとして感じられる心」です。この気持ちがある方はぜひ正社員での講師として働いてみませんか。

当社では、入社後の研修制度や日々のフォロー体制も充実しており、現場での実践を通して一歩ずつ成長していける環境が整っています。「もっと教える力を高めたい」「教育の現場でキャリアを築きたい」そんな想いを後押しする機会もたくさん用意されています。

もし今、非常勤講師として教える中で「この仕事が楽しい」と思えているなら、正社員としても、きっとやりがいを感じられるはずです!

先輩社員インタビュー

非常勤講師からスタートし、現在は正社員として活躍している先輩社員に「正社員として働くこと」について語ってもらいました!

創研学院 藤岡先生

正社員は “校舎の顔” だからこそ責任感も大きい

非常勤講師のときも授業には全力でしたが、正社員になってからは校舎全体の顔として見られている意識が強くなりました。
生徒や保護者が校舎名を聞いて思い浮かべるのは、校長・副校長、そして社員。校舎の顔になれて嬉しく思います。

保護者対応や校舎づくりは、社員の大切な役割

非常勤講師の方には “教えること” に集中してもらい、保護者対応やカリキュラム調整、面談などは主に社員が担います。
ただ、やる気のある非常勤講師が『この保護者に手紙を書きたい』と申し出てくれたときは、私たちが手渡す形で想いを届けることもあります。
非常勤講師として熱意をもって働いてくれる方には、ぜひ正社員になってくれたらうれしいなと思います。

非常勤講師から正社員へ──教育の現場を“仕事”にしよう。

塾業界には、学生時代の非常勤講師をきっかけに、教育の道に進んだ人が数多くいます。
私たちは、そうした想いを持つ方と一緒に、これからの教育をつくっていきたいと考えています。

少子化が進む日本においても、「子ども1人あたりの教育への投資」は年々高まっており、塾の需要は引き続き拡大傾向にあります。
教育に対する期待が高まる今だからこそ、生徒やご家庭としっかり向き合い、成長を支える存在が求められています。

私たちは地域に根ざした“めんどうみ”を強みとする塾です。
子どもたちの未来に本気で向き合いながら、正社員として一緒に働いてみませんか?


「創研学院」「個人別指導塾ブレーン」「KLCセミナー」の塾講師として、子どもたちの成長を支えてみませんか? 株式会社ヒューマン・ブレーンは、意欲があれば若手でも校舎運営に関わるチャンスがあります。

採用コラム ~ちょっと裏話~

ヒューマン・ブレーン社内通信

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